四国八十八箇所が教えてくれる先祖を敬う心

徳島から香川へ向かった。

仕事の合間に、四国八十八箇所のうち、2つを訪れた。

83番一宮寺。

歴史的なことはよく分からなかったが、平和を願い、周りのみんなの幸せを願った。

八十八箇所できるだけ回ってみたい気もしたが、仕事だ、仕事。

しかし、また途中に今度は、86番志度寺があったので、寄ってみることに。

とあるおばあちゃんが、『あんたどっから来たん？』と話かけてくれた。

『宮城県の仙台からです』と言うと、

『遠くからよく来てくれよったなぁ。ありがとう。参ってやってください。』と言った。

もう少し話をしてみたいと思い、『暑いですね』と言った。

少し旅の経緯を話たりして、場が和んだ。

おばあちゃんはこう話した。

『若いのに、八十八箇所参って、えらいなぁ。この行いは必ず報われるから。今すぐではないけんども。孫の代は必ず平和で健康じゃ。わしは今までそれを見てきよった。実際にみたんじゃ。間違いない。これは。あんたの孫に必ず幸せが来るんじゃ。あんたは立派じゃなぁ。』

『ありがとうございます。』と言った。

ののちゃんとお腹の長男坊の子供達に幸せが来ますように。

孫の幸せを願うって、今まで想像したこともなかったけど、ののちゃんの子って思えば、しみじみした。

涙が出そうになった。

僕が今幸せに平和に暮らせているのは、おじいちゃんとおばあちゃんのお陰なのかな。

父さんと母さんのお陰で、ののちゃんは幸せに暮らせるのかな。

なんか先祖代々ってすごいね。

そんなことを考えることができた、四国八十八箇所めぐり。

話しかけてくれたおばあちゃん、幸せに長生きしてください。

香川に来たら、うどん。讃岐うどん。初めて本場食べてみた。

こんなおいしいうどん、今まで食べたことない、

昼は天ぷらうどん、夜は卵とじうどん。

もっと食べたい。