お引渡しのご紹介です。HFBをオーダーくださいました。
HFB P3 6’2″ 19 3/4″ 2 7/16″ 31.4L
今回のご相談は上級者への道、上達に必要なサーフボードを教えて欲しい、というご相談でした。上達のために、ツイン、P3、B-29でどれがいいの?でした。ちなみにシングルフィンはお持ちでドライブの練習をしている方です。その他のサーフボードを探していました。
まず、ツインは上達という観点からは外れます(クラシックを楽しむサーフボードです)ので、P3とB-29の選択肢となりました。B-29はシングルフィンをお持ちの場合はかぶる部分が多くなります。
サーフボード選択で大事なこと。練習できる内容は何?です。これがずれるとサーフボード選びに失敗します。今回はショートボードのサーフィン上達です。ショートボードサーフィンには
- パワー
- スピード
- フロー
- 技の多様性
などを目指します。その中で上達過程で一番最初に取り組まなければならないのはフローです。フローからスピードが生まれ、結果パワーのあるマニューバーができるようになります。ちょこちょこするサーフィンはNGですし、ガチャガチャサーフィンはもっとダメ。そのフローを練習するのがシングルフィンです。
現在シングルフィンで練習されているので、今回はこの話は飛ばし、次のステップへ。得たフローを使ってマニューバーを覚える段階です。繰り返しますが、フローが無いとマニューバーの練習をしてもガチャガチャします。シングルでフローを練習し、その後マニューバーの練習はP3でどうぞ。
普通のショートボードよりは大きくして、負荷をかけて練習します。体にあったショートボードは返ってしまいますので。正しい荷重と抜重でないと成功しない負荷が上達の手助けになります。
サイズはお任せいただいたので、P3で 6’2″ 19 3/4″ 2 7/16″ とさせていただきました。ちなみに普段のショートボードは、5’10” 18 3/4″ 2 3/8″ 26.4Lに乗られています。あまりに大きな差ですが、P3はロッカーもコンケーブもアウトラインもパフォーマンスなのでご心配なく。上手なサーファーはこの大きさで力まずともきれいにリップアクションができます。
ということで、今回のP3のサーフボード選択は修行のようなイメージもあるかもしれません。
実際に乗られてからのご感想では
ビビッと来てはいませんが、これが修行感なんだと思います。フロントサイドではボトムターンで前のめりに転んだり、トップターンでは波に置いていかれたりと、普段のボードでは足で動かしていたんだなぁと感じます。バックサイドは違和感なく、過去イチ大きいカットバックができました。
飛び降りるようなテイクオフでも板が大きいので安心して突っ込めます。スピードが出ていそうです。EPSは軽いですね!重たくしないで大きくできたので、アクションの練習もできそうです。
といただきました。ブレイクスルーが待っているはずです。
この度はご購入いただきまして誠にありがとうございました。
参考