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ハンナファームカップ2019は小さかったり大きかったりした

「11月10日しかあいてない。」

「ではそこでお願いします。」

聞こえないくらい小さな声でファックと言った。

寒さだけ。寒さだけなのにそのプレッシャーはとても大きかった。

11月はオフショアになりやすく台風も来ないので最悪のコンディションになる可能性は極めて少ない。秋雨前線も終わっているし晴れが多いはず。というプラス要素がとてもとても小さかった。

同時に、11月10日へ選択肢無しで追いやられた状況にファックと言ったとても小さかった自分。穴があったら入りたい。なるべく大きなやつに。

気を取り直して。

「日曜日寒くなるらしいよ。」

から、バタバタと準備が始まり、ストーブに飲み物に味噌汁に。

「ブーツもいるし、着替えのウェット2着か!お湯もいっぱい持ってくぞ」

でも!

全ては好転しまして。

太陽とそれほど強くない風のおかげで気温以上に暖かく。

ストーブは文字通り本当に大きかったし。

最高の天気と波に恵まれて、無事に終えることができました。

小さかったのは僕の不安であり、大きかったのはみんなの勇姿。

感動しました。

オープンAのみんなは昨年はリップもままならなかったのに。大きなリップアクション。論客ともしっかり戦えました。

オープンBでがんばったみんなは昨年はビギナーだったのに。よくここまでうまくなったな。すごい!

観客を盛り上げたレディースクラス。歓声が一番大きかった。昨年は乗れなかったからリベンジできました。

レトロはサーフィンのお手本。「ショートのサーフィンしないでください」というYO-SHUNのアナウンスにみんなのうなずきがとても大きかった。

ビギナーは昨年は大きなボードを担いで砂浜を歩くだけだったはずだろ。小さなボードでクリティカルポジションからテイクオフしてました。

みんな本当に大きく見えたぜ。堂々たる大きな演技だったぜ。

乗れなかった人も負けた人もたくさんいたけど。次への課題。普段は乗れてるのみんな知ってます。

13分でも戦う舞台に立った自分を褒めてあげるべきだと思う。

たかが趣味。たかがサーフィン。

サーフィンなんて人生のほんの小さな一つ。

もっと大事なものを手に入れたのかもしれない。

勝った人も負けた人も、僕はみんなのことが大好きだ。

みんなからの愛はもっと大きかったけど。

参考

ハンナファームカップ2019 結果はサーフショップのブログでどうぞ

Hiro

HiroHANNAH FIRM

テイクオフするのに2年かかり5年でアップスできるかどうか。一人ぼっちで海に通いローカルに怒れてばかりの辛いビギナー時代。同じ思いをしてほしくないとサーフショップをスタート。幸せなサーフィン環境を創ることがミッション。

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