サーフボード専門業者「Hannah Firm」のblog

2017年サーフボード展望

大手サーフボードブランドの2017年の動向と、オーストラリアで実際にシェイパーに聞いてきた自分的な感覚とを考察しました。

大手ブランドの2017年のニューモデルや既存モデルのリニューアルから目立つのは、

  1. 大きい波、良い波、張った波用に乗るボードを短く
  2. ミニボードは少なめだが、目立つのはテールを絞るラウンドピン、またはフライヤー、複数フライヤー
  3. コンケーブ深め
  4. ツインフィン
  5. チャンネルボトム

1は、おそらく小波も乗れるという理由だと思います。良い波用が短いと小波も対応できます。そんな理想的なボード欲しいですね〜。新港にもいいんじゃないですか。

2は、2015年くらいから顕著に出ていて、ミニボードの発表は少ない、またはリニューアルして若干サイズバランス変えています。2017年の流行りはフライヤーかもしれません。ダブルフライヤーのニューモデルがあちこちで見られます。あとはラウンドピンも多いですね。

3は、オーストラリアのサーフボードのコンケーブは深めと言われてきましたが、ここ数年は世界的にオーストラリアのコンケーブの深さが主流です。2017年発表のニューモデルは割りとコンケーブ深いのが多いです。これはなぜなのか調査できていません。また調べておきます。

4は、どのブランドもツインフィンを推しています。ニューモデルもツインフィンで推しています。

5は、昨年から引き続きです。

あとは、EPSの開発です。どのブランドも独自のEPSテクノロジーの開発に一生懸命です。

そして、コスト面から、タイやベトナムでの生産が多くなってきました。

話を聞いてみますと、PUはアジアには任せられないけど、EPSは大丈夫だということです。

僕も個人的に勉強のためにJS INDUSTRIESのHYFI買ってみました。

タイ製ですがとてもクオリティいいですね!びっくりしました。

これからもEPSのアジア生産は増えてくると思われます。カントリーリスクを考えると、タイやベトナムの選択は賢明です。

ここからは実際に大手ブランドの工場を回って、シェイパーと話して、生の雰囲気を感じとってですが、

ニューモデルは推すのは当たり前、流行りを推すのは当たり前ではあるけども、じゃそれがそのブランドのメインのボードであるかって言ったら全然違います。

我々は主に、ネット、SNSを見て情報を入手してますが、やはりネット上の情報にはバイアスがかかっていますので。

あたかもそれがそのブランドのイチオシのように思えてしまいます。

推して知るべし。

ファクトリーで働くサーフィン大好きでサーフィンうまくて、サーフィンを人生の基本としている人たちは何を乗ってるの?

どのモデルをオーダーしてるの?家には何本サーフボードあるの?

このブランドの中で一番売れてるモデルは?

シェイパーは何に乗ってるの?

昔から僕は、ファクトリークルーが選ぶサーフボードは本当に良いボードなんだろうなと思ってましたが、それは今も本当だと思っています。

テストでは色々乗るのは当然ですが、自分で買って乗るボードは何?

題材的ではないけど、日々着々とブラッシュアップして完成度の高いモデルになりそうです。

これなら間違いないですし、実は分かりやすいです。

さらに一歩踏み込んでニューモデルの中に本当の推しモデルを察するためには、生の情報源が必要だと思います。

ネットに出てる時点ですでに古いか、または新しいとしたら宣伝です。

生で聞かないと。

サーフボードをオーダーするなら、どんなのが欲しいかを自身で整理して、この辺りのことを知っているサーフショップでがいいと思います。

ニューモデル、流行り一辺倒ではね。息は短いかもしれません。

全国にはしっかり情報を持っている優良なサーフショップがたくさんあります。

ぜひそんなサーフショップへ足を運んでみてください。

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