日本への一時帰国を終えて10日以上経つが、今ほどようやく、ゆっくり振り返ることができた。
確か自分は東京が嫌いじゃなかったか。
だけど東京っていいところ。
確か自分は人の輪に入り人と交流していくって苦手じゃなかったか。
だけど友達っていいみたい。
太宰治から始まってパンクロックで駆け抜けた青春時代から時が止まったままだと思っていたのは思い間違いで、さらに昔の小さな頃のいわゆる良い子が現れる。
しかもそれが偽ではないとなれば、本当にそのラインを超えていいものかどうか、これは照れに近い。
日本への一時帰国はそんなことを思わせた。全ては日本で僕と出会ってくれた全ての人が、僕に与えてくれた、道化からの開放。
このままそっちへ乗っかっていこうと今、日本の一時帰国をゆっくり振り返りながらそう思えた。
道化の時代はただひたすら辛かった。
開放されると、成績表がいつもクラスで1番だったあの頃に戻れるのかな。
日本でお会いした皆様、ありがとうございました。
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