2014年から硫黄島の滑走路を国の予算200〜300億を使って剥がし、その滑走路の下に眠ったままになっている英霊達の遺骨を自国に返すというストーリーは、僕を大きく鼓舞させた。
歴史を右からでもなく左からでもなくストレートにまっすぐ見よう、と言った青山繁晴という男のこの本を読んでみようと思った。
2〜3時間かけてじっくり読んだ。
自己の利益のために動くんじゃない。という話。
僕はオーストラリアで4年と少し暮らしたからこそ、日本を知ることができて、日本を大好きになった。自分の仕事では、日本人シェイパーにこだわり、国産にも本当はこだわりたいと思っている。
60年以上滑走路の下に閉じ込められた英霊たちが日本に帰ってきて日本を見たとき、彼らに恥ずかしくないことをしていたいと思った。