自分もついつい言ってしまう、「サーフィンのスタイル」という言葉。
つまるところスタイルってなんなのよ?
とお客様に聞かれまして。
おぉそう言えばスタイルってなんだ。と最近よく考えてました。
僕が考えたのは、その人そのもの、なんじゃないかなって。
海の外と海の中と両方の立ち振舞も、実際の波の乗り方も。その人の動きってやっぱり唯一その人だけ。
みんなそれぞれ特徴ありますよね。
ですので、スタイルはその人!ってことかな〜となんとなく考えてたその刹那。
スタイルマスター、カリフォルニアのクラシックサーファーのレジェンド、Devon Howard がインタビューを受けたのをたまたまそれをポッドキャストで聞いてたら、なんと、インタビュアーが、「スタイルってなんですか?」と聞くではありませんか。なんというタイミング。なんという運命。あのデボンハワードの答えを聞けるのか!
ちなみに、その Devon Howard のスタイルはこんな感じ。
スタイルマスター!
と思うということはやっぱり人じゃなくてサーフィンの動きか。
で、Devon Howardの答えは
「波とのコミュニケーションだ」
きたー!先輩さすがっす。
いや、分からんな。
波とのコミュニケーション???
先輩分かりません。
デボンは付け足すように、
パーソナルエクスプレッションだ。ハードにバーティカルに攻める人もいればソフトにゆったり乗る人もいるでしょ。
と言った。
自分だけの表現ってことですね。
これはよく分かる。
でも、「波とのコミュニケーション」の方の意味をもっと知りたいよ、先輩!
彼は、スタイルが良い!と判断している人にもスタイルがあるわけで、正解なんてないということを付け足した。
乗り方なんて人それぞれだしそれを評価するのも人だし。
それ故、波とのコミュニケーションという自分と波との問題に持ってくるのが彼の言いたかったことかもしれません。
深い。