オーストラリアが冬に入りまして、ここから向こうの春の立ち上げくらいまでの少しの期間ファクトリーに時間があります。
シェイパーもフルでシェイプしているというよりは次の展開だったりテストやデザインなど時間を割いているようです。
今シェイプの相談をしますと色々深く返事が返ってきますので今の時期はチャンスと言えばチャンスかもしれません。
ハンナファームはACSODとTAKEDA CUSTOMSについては輸入元ですのでシェイパーと直接やり取りしています。ALEXとYOSHIROとシェイプの相談は何でもできますのでオーダーご希望の際はお気軽にどうぞ。
お店では、サーフボードのモデルやサイズをお任せでオーダーをもらうことは多いですが、僕がある程度のたたき台を作って、その後シェイパーに聞ききます。最後のところはバランスよく設計してほしいので。そのときに違った角度から「この方がいいと思うよ」という返事が来ることがありますが、そういうのはやはり直接シェイパーとやり取りしているメリットだと思います。
このモデルのこのサイズでこのリッター値、と決まっていて、かつそれがぴったり当てはまるなんていう人は少なくて、ぜひカスタムオーダーでサーフボードを手に入れてみてください。カスタムオーダーの場合は、モデル標準と違い、シェイパーが1本1本シェイプデザインを起こしてくれます。
その時のシェイパーの思考に僕からどうアイデアを与えるか。与え方とか与える量とか大事です。
おすすめオーダーの場合は、サーフィン見させていただいて、その方の思考をヒアリングし、全体の状況を踏まえて。それらの情報はシェイパーには分からないことでとても大事なことです。最後にツメをシェイパーに加わってもらいます。
サーフボードなので100%調子いいものができるということではないのですが、それでも必要な吟味はその確率を上げます。オーダーされる方とシェイパーを繋ぐ役割をお任せください。その過程を経て自分の元へ届くサーフボードは標準ではないはずです。
参考