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サーフボード売りたい人も買いたい人もいっぱいいるけど作る人がいない

怒涛の土日は終わり気付けば梅雨明け。いよいよ夏がやってきました。海もたくさんのサーファーで賑わっていますよ。キッズサーファーも見ますね。

そして、サーフボード業界は超多忙でございます。オーストラリアの工場もどこもフル稼働。コロナ保証もいろいろとありまして、職人が本当に足りません。そして日本の工場も忙しいみたいです。サーフィンバブルですか?

今の時代、サーフボードブランドをプロデュースする人はたくさんいます。シェイパーもたくさんいます。そして僕たちみたいにサーフボードを販売する人はもっとたくさんいます。”これらはデジタルの仕事です。”

足りないのは職人です。造り手が本当に少ないみたいです。サーフボードをグラスする人、サンディングする人、フィン立てたり、デザインとか、仕上げとか。やっぱり黙々と粉まみれになって作業する人が少なくてとても貴重な存在になっています。収入次第であっちこっちと動く職人、まだまだ見習いなのに人がいない理由で働かざるを得ない人とか。(そういうこともたまには見られるという意味です)”こちらは実態のある仕事です。

これからの時代は実態のある仕事は本当に価値があります。繰り返しになってしまいますが、ブランドや販売する人はいっぱいいます。いすぎます。しかし作業する人が全然いません。

そう考えますと、サーフボードの場合は一人でシェイプから仕上げまでやり、1本1本心込めて作るブランドは今の時代は希少です。うちではTAKEDA CUSTOMSみたいなブランドです。彼はそれを計算しているわけではないですが、昔から変わらずずっと乗り手のハッピーを考えるをミッションとしてサーフボードを制作しています。たくさんのブランドがシェイプしたボードのグラス以降をTAKEDAに頼みに来るそうです。シェイパーはいっぱいいるのです。グラスから仕上げまでの仕事をする人を探しています。TAKEDAは今は手一杯なので全て断っているようです。技術ある職人は他シェイパーの仕上げをしている暇はありません。

サーフボードを買うときは、シェイプから仕上げまで全てを自分でやっているという、そのようなブランドを選択肢の一つに入れてみても良いかもしれません。今の時代だからこそものづくりの本質が見えてきます。

参考

TAKEDA CUSTOMS デザイン例

カリフォルニアのサーフボードって巻きが悪いの目立ちませんか?の答え

Hiro

HiroHANNAH FIRM

テイクオフするのに2年かかり5年でアップスできるかどうか。一人ぼっちで海に通いローカルに怒れてばかりの辛いビギナー時代。同じ思いをしてほしくないとサーフショップをスタート。幸せなサーフィン環境を創ることがミッション。

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