耳から水が抜けなくなりサーフィン中もずっと耳が詰まっているのがストレスでした。一発目のドルフィンで塞がってしまうようになり病院に行った次第です。僕の場合は片耳は塞がっていて反対の症状は少しだけなので今回は片耳の手術と決まりました。
それから周りの人に聞いてみると。なんとたくさんの人がすでに軟骨は出ている症状を持っています。手術したことあるという人からも何人も話を聞くことができました。やはり寒い地域で長年サーフィンしていればほぼなってしまうのですね。まだ大丈夫と思われている方もサーフィン始めたばかりの方も予防に越したことはありませんので。全国的なサーファーの声だと小さく聞こえますがここ東北でサーフィンしている人のサーファーズイヤーはとても多いと思われます。
サーファーズイヤーの予防
サーファーズイヤーの原因で言われていることは、寒い風や冷たい水からの体の防衛反応。ですので冬は必ずキャップを被ってサーフィンしましょう。外が暖かくなる春先も水は冷たいのでなるべく被った方が良いようです。あとは耳栓です。今聞こえる耳栓も出てますので、何日も入院する時間や費用を考えると耳栓くらいは用意してください。
入院と手術の経験シェア
今回のケースは片耳の場合を共有します。両耳でも片方ずつを繰り返すそうで単純に倍の日数がかかるようです。もちろん病院で違うでしょうから参考まで。入院は2泊。昼に入って当日手術。2日目安静、3日目の朝退院。手術は1.5時間くらい。局所麻酔で術中は意識有りです。麻酔が痛いくらいで、術中は全く痛くありません。ミノでガリガリ削るのと吸引マシーンですごくうるさいです。が僕は半分くらい寝てました。起きたら終わってました。終わってからも若干ふらっとしたくらいで普通で、ご飯も食べれました。しかし夜になると麻酔が切れとても痛いです。次の日の朝に痛みが引きました。もう片耳を2日後にやろうとは到底思えず、とりあえず片耳で良かったと思った次第です。その後も血やうみが出るのでガーゼ突っ込んである状態で取替も必要です。耳が詰まった感じは1週間くらい続くそうです。その他身体はピンピンしております。反対側の耳は生きてるのでイヤホンで勉強動画をずっと見てました。両耳の体験談を聞いたところ2〜3日ほとんど聞こえず、1週間くらい聞こえが悪かったという方が2名いて。鬱になりそうだった、と言ってましたのでそういう意味でも片方ずつで良かったです。人間大事なものは2つ備えるという神秘。
退院後
退院後はガーゼの交換くらいです。こちらも両耳の方々は大変だったと言ってました。削ったところの皮膚が修復されるのを待つばかり。皮膚が完全修復されるとサーフィンできるそうです。普通は1ヶ月程度とのことです。治ってからもしっかり対策必要とのことです。また出てくるようなので。海で話していた方で12年前に手術して最近また気になってるという方がいました。手術すれば終わりというわけではないようです。
以上、サーファーズイヤーの経験シェアでした。寒い地域でサーフィンしている方、日頃の対策マストです!ご参考になれば幸いです。