仙台のサーフショップにて、リペアの作業を手伝い始めたのが、4年くらい前。
サーフボードの知識ももちろん、リペアの知識も全くない僕に、一から丁寧に教えてくれた仙台のとあるサーフショップの店長がいる。
僕は別のお店のチーム員だった。しかもアルバイトでこの別の店の店番までしていた。
しかし店長はよそ者を快く受け入れて、リペアを一から教えてくれたのだった。
しかも、素人がリペアを始めて、徐々にできるようになると、お客様からもらったリペア代金を僕に渡してくれた。仕事してないんだろ、生活の足しにしなよ。と。
僕は勉強の時間だから、お金なんていらない!と思ったけど。
優しすぎて涙が出そうになった。
今でも、どうやってあの人に恩を返そうか、将来必ず恩返ししたい、そう思ってる。
そして、仙台に戻ったら一緒にサーフィン業界を盛り上げようと胸高まっていた。
しかし、今回の大震災でお店を取り壊すことになったと、連絡をしてくれた。かける言葉も見つからないとは偉そうだが、なんと伝えたら良いか。
でも、将来一緒に仙台新港で波乗りしている姿が簡単に思い浮かぶ。そうなると思う。
あの人と僕の行く道は変わらない。
コメント