高校生の頃、まだスロットにハマる前、1年生になったばかりのとき。
バスケットボールのプロショップへ行っては、かっこいいユニフォームを眺めてた。
高校生にもなると部活で好きな格好してバスケットができるから、とにかく憧れのスタイルでバスケがしたかった。
しかし、スロットにハマる前ということで、月並みにお金はない。
そして、練習用の短パン、その中でも安い部類に入る、5,000円のもの。
真っ黒。何もデザインはない。安いけどなんかかっこよくて。みんなは派手な短パンだったけど、自分にはこれで十分だと。
がんばって5,000円払うことに決めた。一生懸命悩んだから、買おうかどうしようか悩んだから、買う瞬間を今でもよく覚えてる。
その短パンを今なお、部屋着で使っている。自分でもびっくりしたけど、16年だ。
僕の人生で一番僕といるやつは、この短パンか。
スロットにハマった後だったら、1万円の一番いい短パンを買っただろう。
そして、すぐに捨てていただろう。覚えてもないかもしれない。
これを知れたことが、僕がスロットにハマって勉強になったことだ。若かりし頃のスロットによって人生は大きく変化したと思うけど、この大事なことに気づけたのは、スロットのおかげだ。
クランキーコンドルが僕を羽ばたかせた。別にうまくないか。
一口飲みたくて喫茶店でアイスコーヒーを頼んだ僕はもういないよ!
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