トライのパフォーマンスボードに乗られている方が、クラシックも乗ってみようかしら、というご相談は多いです。ガラッとクラシックに変えてしまう方もいれば、セカンドボードはクラシックという方もいらっしゃいます。
そこで、1本持ってみようかな、となった時に最初の1本をツインフィンにするかシングルフィンにするか、というご相談が今日のテーマです。
結論
「ボトムターンするならシングル、しないならツイン」と結論付けたいと思います。（今日のお話は、あくまでクラシック入門の方、またはサーフィンレベル中級者までとします。）ツインを選ぶかシングルを選ぶかはボトムターンで決めます。
ツインフィン
これまでトライフィンばかり乗ってきた方、ツインフィンに乗って違いを楽しむのは、当たり前ですがセンターにフィンが無いことです。実はツインでもトップターンはトライフィンのようにできる人は多い。しかし、ボトムターンはできません。ツインでボトムターンをすると抜けるというかスカッとしてしまいます。ボトムでパワーをためて伸びるようなドライブはセンターにフィンが無いとできません。ではツインはどう乗るのか。ボトムは浅くです。というより横へ早いボードです。スピード型サーフィンと言いますか。横へ横へ伸びていきます。タルい波にもよく合います。ボトム取るサーフィンができる良い波はあまりないので。ツインフィンは、タルいときにはカットバックしなが、張ったらスピード付けて、というサーフィンです。レールサーフィンしていく楽しさです。
シングルフィン
一方で、シングルフィンに挑戦するぞ！が適しているのは、ボトムターンのドライブ型を好む方です。シングルフィンはトライフィンよりもさらにボトムでのためが効きます。ずっとホールドされてる状態です。その分ボトムではどれだけ負荷をかけても大丈夫。そして開放のときにすごいドライブでトップに上がっていきます。この気持ちよさが好きな人はシングルを選びます。フィンが抜けないのでトップターンはできません。トップはレールの切り返しです。シングルフィンはトップとボトムを使って波乗りしていく楽しさです。ドライブ加速がキーです。
まとめ
ツインは横へ横へ、スピードサーフィン型です。レールトゥレールで繋いでいきます。シングルはボトムでのためからの開放、ドライブサーフィン型です。どちらもトライフィンには必要な要素であることは間違いなく、どちらをセカンドボードにしてもトライフィンの上達を助けるはずです。あえて選べと言うならば、トライフィンの練習用として、横へ走る練習段階の人はツインを、加速の練習をする人はシングルを、とすれば、サーフィンレベルが上がるほどシングルかな〜とも思います。個人的意見です。
参考
