HFB

HFB 製造と素材

国産

ビギナー用ステップアップサーフボード「HFB」は、日本国内で製造しています。

シェイパーのアーティスト性、工場の製造技術、テストライダーのレベルなどを考えると世界最高峰はオーストラリアやアメリカかもしれません。しかし今回はビギナー用ステップアップサーフボードですので、テストライダーがWCT選手というのは必要ないのかもしれません。実際に最初のテストは仙台新港でビギナーから上級者までの一般サーファーでした。それぞれの目線からのフィードバックとても参考になりました。

また、ビギナーの方が手に取りやすい価格も大事だと思います。そこで日本以外のアジア製造も選択肢に上がりました。一般的に広く支持されている安価なビギナー用ボードはほとんどがそうです。少し心が揺れまして、実はいくつかアプローチしました。価格的は予想以上に有利でした。輸入業者からビギナー用サーフボードを仕入れしても全然安いので、自分でプロデュースすればもっとかもしれません。

安さが大事なのは承知してます。しかしHFBの使命である、気付きの多いサーフボード、40代からサーフィン始めてもサーファーになれる、いつまでもガチャガチャサーフィンさせない、を軸に考えまして、ステップアップサーフボードは自分の中に答えがあると、国産に決定しました。(アジア製造でも良いものあると思います。批判しているのではなく国産が素晴らしいという意見です)ステップアップにおいて、僕の考えているシェイプデザイン、シェイパーが考えるデザイン、僕の欲しいサイズ、彼らの考えるサイズ、テスト後の改良、品質管理、どれもとてもスムーズでした。これなら行ける、と国産を決めた次第です。

素材

これは本当に運が良かったです。

マテリアルはPUとEPS。重たくないというのと、丈夫というのと、古くならない見た目、などを重視し選択しました。

重いというのは、ビギナー用サーフボードの不満で最も多いと言えるかもしれません。日々ネット上のサーフボードレビューをひたすらコピペしまくっていて、サーフボードの何が不満なのかを分析しています。思ったより重いというコメントが☆を少なくしているということが分かりました。

壊れにくいというのは、再利用を考えています。丈夫であれば中古でもまた次の人が使えます。ステップアップをうたっている以上、買い替えは起こります。弊社ではHFBについては高価買取を計画し進めています。たくさんの人に受け継がれていくサーフボードを理想としています。

古くならない見た目、こちらも受け継がれるために必要です。すぐ黄ばむのは本当に嫌だ!!と工場の人と何回もやり取りしました。

PU

まずはPUです。選択肢は2つのブランクス。AとB。始めから心はAと決まってましたが、コスト面でBが有利でしたのでテスト。

テスト結果、PUはAしか使わない絶対、となりました。ジョエル・パーキンソンがA以外はゴミに思えると称賛したそのブランクス。とあるトップブランドはBで製造していますが、ライダー陣のは別でAで製造しているらしいです。ターンの伸びが違うようです。ターンの伸びはあるに越したことはないけど、、ビギナー用なのでと思っていたのですが、テストしてみてAの方が調子いいという中級者が多く出ました。

テスト参加者が持ってみて、かる〜いと言ってくれましたので重たくないもクリア。これは国内工場の素晴らしい巻きの技術です。

さらには、BよりAの方が丈夫でした。1ヶ月のテストで、同じくらいの使用回数で、AとBでは見てすぐ分かるほどにAは凹みが少なかったです。ビギナーのときはよくぶつかるし、たくさんボードが凹みます。丈夫さはとても大事です。

EPS

続いてはEPSです。これまでの評判や下調べにより、最初から一択。DMSのシェイパーダンが日本に来た時に、このブランクスCの優秀さを話してくれて、そこから虜でございます。PUのような気密性、EPSのような軽さと勝手に走る反発感と。さらには、シェイパーもシェイプした瞬間からCのファンになるという。シェイプしやすいというのはシェイプする上でとても重要だそうです。

丈夫で軽くの命題には、「木材ストリンガー無し」と「バイアスクロス採用」でクリアしました。

ダン推奨のこのCはストリンガー無しでいけます。彼のCARBON WRAP技術は木材のストリンガーを使いませんが、Cのお陰だと言っていました。HFBもEPSの場合は木材のストリンガーは使用せず、代わりに中央にカーボンを入れて補強しました。

あとはクロスです。コストがかかってもバイアスクロスの使用を決断。この白い線のようなもの↓↓です。デッキ面がバイアスクロスと4oz、ボトム面が5ozで1層。黒いまっすぐのラインがカーボンです。

EPSは壊すとリペアも少々面倒なので丈夫さがとても大事です。ブランクスと巻きを考慮することで、軽さを残しながら丈夫にすることができました。

あとは日焼け対策。すぐ黄色くなるのは絶対に嫌だ!に答えるのが樹脂です。ケチらずトップブランドと同様の樹脂にしました。これを選択した時点で工場は限られました。あとは完成後のコーティングも標準で追加しました。こちらはコーティングですのでずっと持つものではありませんが、無いより白さが長く続きます。

以上、HFBは日本国内でPUとEPSで製造されるということと、それらのブランクスやその他素材選択のお話でした。

結果的に良いモノ良いモノを選択していってしまいましたが、長く使えることを考えれば、結果的に安くなると思います。卒業したら売ってください!また次に使いたい人がたくさんいるはずです。たとえビギナー用であったとしても、サーフボードは使い捨てではありません。長期間親しみを持って使用されるサーフボードを目指します。

次回はモデル紹介です。

HFBの紹介

【1】HFB ビギナー用ステップアップサーフボード

【2】HFB 製造、素材

【3】HFB 全4モデル紹介

 

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