続きます。お引渡しのご紹介です。
ACSOD GHOST 5’7″ 18 1/2″ 2 3/16″ 24.4L
今回のご相談は、波に合わせて乗り換えるサーフボードとステップアップとがクロスしてとても意義のある話し合いとなりました。
波に合わせて乗り換えるというのは今お持ちのボードとの組み合わせで、ステップアップは上達してきたのでもう少し浮力を落として動かしやすさを重視してみるということです。
これら2点がクロスしますとどうなるか。少し複雑ですね。
前者から〜。
お持ちのボードはWHITE FERRARIとFOXです。
良い波のときはWHITE FERRARIで、たるくて小さい波のときはFOXに乗られています。
今回その中間で、この方のターゲットは明確で腰〜肩頭のボードが欲しい!でした。
ここでいきなりキーになったのですが、それって普通ほとんどの波じゃん!みたいな。
新港で一番ありえる波のサイズが腰〜肩なので、メインボードを用意するという考え方になりました。
実際にWHITE FERRARIは頭以上で、FOXはタルい小波で両者ともバッチリ調子いいということでしたので、その中間でGHOSTモデル決定は迷いはありませんでした。
友人の方のGHOSTを借りて調子良かったというのもあったみたいです。
そしてもうひとつの、ステップアップです。
FOXやWHITE FERRARIを購入されたときよりもレベルアップしていますので、今までの浮力感を一旦リセットです。これは勇気いります。なぜ勇気がいるかと言うと、問題が出るとすれば、他の2本が全部要らなくなってしまうのです。また新たに他の2本のサイズ変更の必要が出るのか?
なぜなら、浮力ダウンで調子良くなれば、他の2本も浮力ダウンして用意すればもっとぴったりになるはずですから。
今回なんとかうまくいきそうな気がしましたのは、FOXは小波用で、WHITE FERRARIはビッグウェーブ用だったためです。
小波でタルい波は浮力一番あってもいいですね。冬は特に。フル装備ですし波も押しが弱いですし。大きいボードでテイクオフ優先で。
そしてビッグウェーブは小波用ほどではないですがこちらも浮力必要です。ほれあがる前にテイクオフを終わらせるためにはパドル命です。ビッグウェーブ用というのはおおよそスタンダードボードよりも浮力アップさせて持ちますので。
これら2本がうまく新しいGHOSTと使い分けができるように持てるのか。これが今回のご相談のクロスの複雑さでした。
ちなみに、FOXは27.5L、WHITE FERRARIが25.8L、今回のGHOSTが24.4Lです。
小波用と3.1Lの差大きすぎないか、ビッグウェーブ用と1.4Lの差大きすぎないか、微妙なラインをつけば、全部と使い分けができて、ステップアップにもなるオールラウンドが作れるのではないか。
自分でも一生懸命考えたのでとてもとても気になるフィードバックでございます。
ちょっと海で話した感じですと、GHOSTの浮力感バッチリ!とおっしゃっていました。
楽しみです☆
デザインはレールスプレー。発色の良い色合いを出すためにフォームスプレーではなくフィラスプレーです。きれいな蛍光っぽいオレンジで仕上がりました。
カーボンパッチもかっこいいです。
この度はオーダーいただきまして誠にありがとうございました。
参考