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自然の中でサーフィン

仙台新港 12月15日

本当に自然の中でサーフィンをしているだろうか。今後可能なのだろうか。

ウェーブプールなんかは自然ではないことは容易に分かることだけど。完全に自然ではない。

例えばGPSウォッチとか。乗った距離と速度が全部記録される。apple watchでもできるので自分も結構やった。付けるとどうも速度ばかり気になる。これはデジタルのサーフィン。自然ではない。

じゃぁ風予想は?波予想は?デジタルだろうな。朝起きて雲の様子を見てくんくん空気の匂いをかいであぁ今日はこんな波だろうな、という人はいない。波や風はデジタル予測できてアプリで確認ね。今日一番良さそうなポイントに行く。これも自然ではない。

港とか波気しブロックとか堤防とかの人工物は?それはそれは綿密に考えられたデジタルです。それによって波は変わりそれによってサーファーは一喜一憂するわけ。自然ではない。

今後さらにデジタルの枠は広がることは予想できるだろう。ということは、何。本当の意味の自然の中で自分が自然と同化するサーフィンってもはやできない。またはものすごく意識して取り組まないといけないことってこと?

自然と遊ぶなんて言ってるけど誰も自然と遊んでないとは。

ただし。僕はこう考えるわけです。波乗りしている最中に少しの時間でも波になる時間を作るのです。サーフボードになる時間です。没頭、熱中と言いましょうか。波と一体化するなんてよくサーファーの言葉で言われるけど、その通り。

もうデジタルの中のサーフィンは当たり前と割り切りながら、意識は少しでも抵抗しながら、最低でも波になってしおうってこと。波になってしまえばこれまでのデジタルは水に流そうじゃないか。

Hiro

HiroHANNAH FIRM

テイクオフするのに2年かかり5年でアップスできるかどうか。一人ぼっちで海に通いローカルに怒れてばかりの辛いビギナー時代。同じ思いをしてほしくないとサーフショップをスタート。幸せなサーフィン環境を創ることがミッション。

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