横に行けないんですけどとか、ちょっとターンのときに弾かれるだよね、とかそれを直すサーフボード。
それもやりますもちろん。サーフボードは大事なので。
でも誤解を恐れず言うと
それを直したところでその一回だけの改善で、それってサーフボードのお陰で100の技術が105になったりするくらい。
一回きりの5up。
もっと大事なところは抽象的なところにあって。
ズバッと直せば数字では表せないくらい大きな進化になるってことがあると思う。生まれ変わっちゃうくらい。
例えば、サーフィンを愛せよとか。
海面叩く性格直しちゃえばとか。(気に障る方いたらごめんなさいあくまで例です)
抽象的なことってその先ずっとそのサーファーにとって大事になっていくもの。
どんな壁に当たってもずっと参考にできるみたいな。これを元に進んでいこうみたいな。
そんな抽象的な改善を遠回しに遠回しにいつも伝えたくなる。
押し付けは良くないと思って。
最初に上げた、次のボードはここのターンがこうなればいいとかっていう具体的なお客様のご相談はお受けしているようで僕はしてなくて。
「福井さんってあんまり提案してくれないよね」ってたまに言われてドキッとするのはこのためかと思ってる。
そこじゃないもんだって。
でもそれも大事なので不本意ながら自分なりにがんばります。
このモデルでこのサイズでこのレールをこうしてこのフィンを合わせてこんなサーフィンすればあなたのサーフィンは格段に上達します。
いやこれ結構言ってるか。