自分に必要な浮力はどれくらいなんだろうか。
基準の無い人は色々乗ってみるしか方法はないが、だいたいこれくらいだなと分かった後は、そのリッター数に任せた方が良いというお話。
シェイパーはサーフボードのモデルを規格化したときに、ボリューム感って結構大事にしているみたいで。この厚みならこのくらいのレールの落とし方っていうモデルごとにある。
分かりづらいので、実例で見てみると。世界的な有名なモデルで。SHARP EYEのSTORMSというモデルと、LOSTのSUB DRIVER 2.0というモデルで比べてみよう。
SHARP EYE STORMS
5’9″ 19 1/4″ 2 1/2″ 28.1L
対して
LOST SUB DRIVER 2.0
5’9″ 19 1/4″ 2 3/8″ 28.5L
となる。長さと幅が同じで、SUB DRIVERの方が厚みが2つも小さいのにリッター数はSTORMSの方が小さい。
今回は、このシェイパーのバランスに逆らわないほうがうまくいってるというお話。
自分に2 1/2″(6.35cm)なんてあり得ないと思ってしまって間違える。昔は2 1/2″にする人は85キロオーバーみたいなイメージあるからか。28.1Lだから70kgそこそこでも十分乗れるサイズで2 1/2″を使う。
28L欲しいけど、2 1/2″って気持ち悪いから今まで通り2 5/16″にするわ。っていうコメント聞くことがあります。こういうオーダーは失敗の元なので注意しよう。シェイパーが元のモデルのバランスを崩してレールをしっかり出して再設計することになるからだ。
STORMSにはSTORMSの、SUB DRIVER2.0にはSUB DRIVER2.0のボリューム感があるので、28Lが必要と思えば、このモデル通り、STORMSなら2 1/2″を、SUB DRIVER 2.0なら2 3/8″を選んで欲しい。
うちのボードで言えば、FOXならセンターの厚みは出して欲しいというのと同じ。FOXで2 1/4″とかはNG。2 1/2″ は変ではありません。
分かりにくかったらご質問ください。