HFBのモデルは3+1です。3モデルは、P8→ P5→ P3 というようにだんだんショートボードに近づいていくステップアップになります。+1はシングルフィンのA1です。
P8のファンボードでサーフィンを覚えた次のお話ですが。自分はバシバシいくショートボーダーになりたいという方もいれば、ゆったりと乗りたい方もいます。上記の3つのステップアップ(P8→ P5→ P3)はショートボーダー用で、ゆったり派の場合は、P8→ A1 が推奨。ゆったりなオルタナティブ系の場合は、サーフボードを小さくしなければいけないということはありません。トライフィンのパフォーマンス系には行かないです。
A1の役割は、「オルタナティブ派の入り口」です。これからどんどんうまくなって向こう側の世界を見にいきますって方。今後様々な変態ボードを買って乗っていくことでしょう。その前段階で、なるべく癖がないボード。リラックススタイルが何なのか分かりやすいシングルフィンというのがA1になります。アウトラインはこのような感じです。
HFB A1 6’8″ 21 1/4″ 2 5/8″ 42.24L EPS Carbon Stripes
早速乗ってみた感想ですが、結論は「二重丸を超えて花丸をつけたい」です。主に3つ解説します。
オルタナティブ感強め
まずは、オルタナティブ感強めだと思いました。もっとフレンドリーなファンボードかと思っていましたが、ものすごくクラシックです。あんなにノーズ側にキープできたこと今までないです。ノーズに乗ったときの安心感と安定感。それでいて、ノーズに行きながらも捕まるだろうなと思いながらやってますが、何本も捕まらないで抜けてくれました。ということはしっかりその意義を保っているということ。A1でクラシックの練習できそうです。
EPSだ!
次は、EPSです。これはYOSHIROさんがいつも言っている、日本の波と日本人の体型とか考えると全部EPSがいいんじゃん。って言葉。んなわけないでしょ。って思ってたわけですが。ロングもシングルもフィッシュも重たいのがいいって言われているボードであっても、EPS乗らせてもらって結局どれも最高で。シングルフィンとフィッシュをEPSにするのは大賛成になってしまってたわけです。日本の押しが弱い波でって考えると軽くて反発強いボードが調子いいです。今回もシングルフィンなのにEPSで作りました。結果、EPSで決まりでございます。HFBのシングルフィンはEPSで。
ショートボードの練習用にどう?
最後は、もう一つのテーマであるショートボードの練習用です。ショートボードに行かない人にお勧めするモデルではありますが、一方でショートボードのライディングを練習するためにもこのA1が使えます。がちゃがちゃサーフィンを回避するためです。ショートボードで5回入ったら1回シングルフィンを挟むのが良いです。オーストラリアのプロコーチングで学びました。シングルフィンでレールトゥレールの基本を矯正し、その乗り方でショートボードに乗ると一気にステップアップできます。サイズ感は、オルタナ派の人が乗るA1よりも少し小さくしても良いかもしれません。僕が6’8″ 42Lはショートボード練習用に良いので、一般的な日本人体型の方で6’6″など良いと思います。
以上、A1の3つの解説でした。
侮れないビギナー用ステップアップサーフボード「HFB」惚れ直しました。自画自賛みたいになってしまいましたが、シェイパーと工場が素晴らしいという気持ちでおります。
気になる方ぜひ乗ってみてください。↑レンタル可能です。A1ご購入の際はオーダーを。こちらは1〜1.5ヶ月程度で納品可能。7月末までカスタムオーダー料無料期間としています。
HFBの紹介
参考
HFBはオンラインストアでも購入可能です