HFBというサーフボードをスタートさせました。
HFBとは
40代で一からサーフィンを始め、サーファーになるために必要なサーフボードを形にしました。挫折の多いスポーツと言われていますが、サーフボードさえ間違えなければほとんどの場合はサーファーになれます。そのために必要なサーフボードがHFBです。40代や50代からサーフィンスタートは遅くありません。
HFBからの問題提起は2つ。
- ソフトボード最強説は本当か
- 何も知らずに友達のお下がりをもらって迎える5年間の悲劇
1, ソフトボードに乗りすぎなのかもしれません
「運動おんち・おじさん・ビギナーはソフトボードに乗るべきだ」が独り歩きし本来の目的を見失っています。ソフトボードは立つ練習です。ソフトボードをずっと使い続けてサーファーにならないまま終わってしまう人をたくさん見てきました。立つことと波に乗ることは違います。ステップアップこそ最強と考えます。波に乗って楽しんでこそサーファーです。一刻も早くステップアップを。
2, 5年間もビギナー時代を過ごした自分
僕は稀に見る上達の遅さを自分自身で体験しました。お下がりのボードからスタート。全然浮いてなかったと思います。初めて両足がボードに付いたのはサーフィン始めて1年後でした。1年間足がボードに付かなかったのですから。それから少し横に滑ったかも?と思ったのが2年後。初めてアップスっぽいのができたのが5年後です。その後も浮力に余裕のあるボードに乗ることはなく、8年間ずっとガチャガチャサーファーでした。オーストラリアでプロコーチングを学び、サーフィン上達にはサーフボードが重要であるということを教わりました。遅かったですが運が良かったと思っています。あのまま行っていたら。。皆様もお気をつけて。僕と同じ道を歩まないでください。実力以上のボードで乗れた気になってしまうとガチャガチャサーファーの始まりです。
HFBの結論
上記2つのことより
- 簡単なボードに乗り続けない
- 実力以上のボードに乗らない
よって「サーフボードはステップアップ」を僕の結論としました。
オーストラリアで学び、脱ビギナーレッスンプログラムを重ね、さらにはビギナー用サーフボードレンタルサービスから見えてきた上達速度。上達が早い人と遅い人がいます。立つ練習のソフトボードと、浮力の足りない無理したサーフボード、どちらもNG。サーフィン上達に重要なのはサーフボードのステップアップです。今の自分に必要なボードです。テイクオフの練習で終わってほしくない、スタイルきれいなサーファーになってほしいという思いからビギナー用ステップアップサーフボード「HFB」を製作しました。開発の軸となったのは、たくさんの気付きのあるサーフボードです。
きっと新しい世界が見えるはず
テイクオフできたかも、夕日がきれいだった、友達ができた、初めて海外で波乗りした、帰りの車でロックがブルースに聞こえた、ちょっと横に行けたかも、草花がきれいだなと思えるようになった、知らない人と挨拶した、好きな人と貸し切りの海だった、えっ今アップスしたんじゃね?、仕事のやる気が出た、みんなに優しくできるようになった。
サーフィンはまだ見ぬ世界を取りに行くスポーツです。サーフィンを通じて【向こう側】を許容する能力を身につけていく楽しみがあります。まだよく分からないなというビギナーの方々に向けて、HFBが手助けさせていただきます。たくさん波に乗れて楽しい、さらには上達もできるというサーフボードを目指しています。そのために気付きがたくさんあるようなサーフボードを提供します。HFBが行けるところまでお連れします。
HFBの紹介
【1】HFB ビギナー用ステップアップサーフボード