目指すべきサーフィン、目指すべきサーファーにこだわってきたが、間違えやすい一つをご紹介しておくべきです。
それは優劣です。
何が正しくて何が間違っているかはないということです。
向こう側コンセプトには、サーフィンの上手い人が立派で評価されるという価値判断はないです。特段向こう側コンセプトに限らずだと思いますが。
渋沢栄一は言っています。
人を評価する難しさを知るべきである。その人が何を実践しているのかを見、その動機を観察して、その結果が社会や人々の心にどのような影響を与えたのかを考えないと、人の評価などできない。人の真価というのは簡単に判定されるべきものではないのだ。
論語と算盤より
サーフィンの上手い下手は関係なくて、どう取り組んでいるかということでしょうか。向こう側のコンセプトの考え方です。「自分にはこの違いはどうせ分からないから」とよく聞きますが、優劣は考えずにいきましょう。それでは何も変わらないです。理想のサーファー像に向かって進んでいますか?答えは取り組みです。
自然もサーフボードもアートだと思います。故にサーフィンレベルではないです。