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ラウンドテールについて

昨年ラウンドテールのボードを使用してコンテストに出ているプロサーファーが多かっためラウンドテールについてのお問い合わせを多くいただいております。

下記アレックスの見解を聞いてみましたのでご参考まで。

ラウンドテールの方がターンのときにサーフボードがズレず、ホールドします。力強く踏み込んでも耐えてくれるということでしょうか。ラウンドテールの場合は踏み込んだままターンすることになりますのでドライブして大きな孤を描きます。カーブ系のターンに強いです。ということは、脚力のあるパワーサーファーに向きます。

一方でスタンダードのスカッシュテールは縦のマニューバーに向きます。リップアクションに強いです。パフォーマンスサーフィンはどちらかと言えばスカッシュテールの方が馴染みがありますよね。それはやはり切り返しのしやすさから来ています。

中塩佳那プロは、同じWHITE FERRARIで、スカッシュテールとラウンドテールを使い分けています。佳那プロはとてもパワーのあるサーファーです。カーブ系も得意です。日本のようにたるく入ってきて押しが弱い波の場合はスカッシュを使うそうです。海外など、袖が長くてしっかり押してくれるときにラウンドを使用するとのことでした。

自分自身のサーフィンスタイルは、カーブ系が好みですか?それともリッピング系が好みですか?もちろん波次第ですが、マニューバーの好みでテールオーダー考えてみてください。

なお、ラウンドテールにはピン寄りのラウンドテールもオーダー可能です。

画像はどちらも今村厚プロのWHITE FERRARIですが、水色が通常のラウンドテール、緑がピン寄りのラウンドテールです。ピン寄りはビッグウェーブ用の設定です。よりホールドし、縦ではなく横に早いサーフボードです。チューブを抜けます!

Hiro

HiroHANNAH FIRM

テイクオフするのに2年かかり5年でアップスできるかどうか。一人ぼっちで海に通いローカルに怒れてばかりの辛いビギナー時代。同じ思いをしてほしくないとサーフショップをスタート。幸せなサーフィン環境を創ることがミッション。

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