WCTやWQSサーファーでサーフボードブランドとスポンサー契約していない人は多い。
ビッグネームになると、どちらにしても無料でもらえるから好きなボードに好きなときに乗りたいと思っている人も多いみたい。
それに加えて、サーフボードブランドとスポンサー契約をしているのにも関わらず、別のブランドのサーフボードを乗っている人も多い。それは単純に調子がいいから。
このような状況から、トップクラスのサーファーは自分の乗りたいボードに乗れると言えるかもしれない。
よって、海外のサーフボードブランドは色々な意味で最先端であると思う。
調子がいいのだろう。
未来は分からないけど、現時点では海外のサーフボードには絶対勝てない。
しかし、アレックスとの旅を通じて、前回と今回と。とても大事な弱点を見つけた。
いくら最先端で最高の海外ブランドであったとしてもそこには大きな弱点があった。
それは「小波」
ようは、海外はももから下、または腰から下、まだ腹から下は全部ノーサーフという文化。
これが唯一にして最大の弱点。
日本はすねと膝とももと腰を明確に分ける。
ここに差をつけてサーフボードのモデル、サイズを考慮しなくてはならない。
日本のサーフィンでは小波は通常だから。
波がなさすぎてサーフィンできないよ。
というアレックスにこのことをよく説明してきた。
今のアレックスはそれを理解している。
今回のニューモデル NEO PILLもその結果だ。
まだ25歳の彼が海外特有の弱点を克服し、トップシェイパーとしての階段を登り続けているのは、実感としてある。
様々な最高の外車ブランドがたくさんあるけども、その中から一つを選ぶ時はキーになると思う。「日本の波を知っている」の本来の意味を知っている海外シェイパーはたくさんいると思う。ぜひそんなシェイパーを探し出してトライしてみてね。