動かないことが普通になってしまったので、今は動くことに大きな価値が出ているように感じます。デジタルの空中戦に確かにテクニックは必要でしょう。しかし、これほどの影響力のあるYouTubeやInstagramをちっぽけに思わせたのは、テクニックではありませんでした。動くことの中にあるたくさんの目の前のこと。人間は目の前に生きるのだ。
サーフィンという世界で見れば日々変わる季節と波を敏感に感じ取っているわけなので、目の前主体で生きていることに違和感はさほど無さそうです。とはいえですよ。YouTubeサーファーが悪いわけではありませんし。もちろん自分も写真のYouTube見まくるので。でも再度考えさせてもらいました。目の前ってなんだろう。物質とは。エナジーはどこからやってくるのか。
他とは違うところに大きくリソースを張るのは少し勇気のいることかもしれません。明日からまたリスペクトの気持ちです。
秋冬用の展示は9月5日(日)までやってます。