これまで調子よく乗っていたとあるボードに、昨日と今日は別のフィンをつけました。そしたら絶好調ではなくなりました。
以前は日本のあちらこちらで試乗会をやっていたことがあるのですが、とにかく試乗会の成功は、1に海のコンディション、2にフィンです。当時を振り返れば、これによってうまくいくかどうかが決まっていました。海のコンディションは分かりやすいですよね。良い波だとみんな楽しい。その次はフィンなのです。フィンのセッティングがうまくいかないと、調子良いボードも悪くなります。この点はかなり神経質になりました。お客様はだいたい自分のボードも浜に持ってきてるので、見させてもらって、どんなボードに何のフィンつけてるかで判断するようになりました。これ結構成果出たと自分では思っています。
ということで、フィンのセッティングはとても大事です。どれくらい変わるの？とは抽象的で難しいのですが、走り出しなどボードが走る感じは変わらないのですが、ターンしようとすると「あんなにうまくいってたのに〜。」ってなります。これだったら「このボード調子いい！」って言わなかったなって感じです。感覚的なものですがフィンの違いは大きいということをお伝えしたかったです。
あと、フィンって自分のレベルでは分からない。という点についてですが、これまでの経験上サーフィンレベルはあまり関係ないようです。変えた人は分かるし、変えない人は分からない、と言えるかもしれません。中級者でサーフィン歴が長い方で、全然フィンのこと考えてこなかった、フィンを変えてこなかった、という方はなかなか難しいようです。一方初級者でもフィンを色々トライしてるという方は、すぐに分かります。フィンのこと分かった方が何倍もサーフィンは楽しいので、あまり考えてこなかったという方、ぜひ色々試してみてください。なんかイマイチなんだよな〜ってボードも生まれ変わるかもしれませんし、調子良いボードが絶好調になるかもしれません。
