興味ないって言ってしまえばそれまでよ。向こう側があることを知ることと、向こう側を自ら積極的に取りにいくことと、向こう側を許容する能力を持つこと。世界は広いのだ。サーフィンしているなら地元の海だけではなく色々なところに行こう。海外にも行こう。色々な波に乗って色々な景色を見る。サーフボードも同じだと思う。シングルフィンもツインフィンもミッドレングスも向こう側を見ることで広がる世界があるはずだ。
「ミステリーの書き方」という本で東野圭吾が
関心がないと言ってしまったら(中略)せっかくの未知の世界に触れるチャンスを逃してしまうわけですね。(中略)結局オリジナリティあるアイデアというのは、自分が何をおもしろいと感じるのかを突き詰めて考える姿勢から生まれるものだ
ミステリーの書き方 幻冬舎文庫
と言っている。様々な土地でサーフィンをして様々なサーフボードに乗り、オリジナリティを突き詰める。自分はサーフィンの何を知っているのだ。何に感動するのだ。そしてやっと自分のスタイルが出せる、色が出せる。サーファーとして大きくなれるんじゃないかと、僕はこの本を信じて(ミステリーを書きたいわけではない)サーフィンをするのです。