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続きましてのお引渡しはこちらです。DMSの最新のテクノロジーEPS INJECTION TECH です。
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DMS FAT CAT 5’9 1/2″ 18 7/8″ 2 5/16″ 27L EPS INJECTION TECH
今回のご相談者様は
僕「DMSいいらしいよ〜。」
お客様「DMSいいんですか?じゃそれにします。」
だいたいの浮力感のご希望をいただいて、あとはお任せいただきました。
いやいやいや、そんな2行では収まらないんです。このテクノロジー。DMSは今でも不動の人気CARBON WRAPというテクノロジーを持っています。ダンが特許を持っていますのでMEYHEMもお金を払って使っているテクノロジーです。そこへまだ先を行くダンの思考。それがインジェクションテックです。下記参考で。今回もDIAMOND EDITIONです。(カーボンの量を少なくして硬すぎずフレックスするように改良されました。)
ただ、いつもお伝えしております「サーフボードは相対的に見る」です。何が調子よくて何を検討するのか、何に不満があって何を検討するのか。同じニューボードでもこれまで使ってきたボードによってそのニューボードの感想は変わります。もっと深い話は以前の記事「他人のサーフボードの感想、フィードバックからのモデル推奨はサーファーに必要なのか」をご参照ください。
これまで乗ってきたサーフボードとそのサーファーによって同じサーフボードが違って見えることが大前提だと思います。
そこで今回のお客様が歩んできた道、TAKEDAのINDO QUESTから始まってKATANAやTKD2、LEAF、MONSTERやCOFFEE STAIN、WHITE FERRARIなどなど。これらは全てPUでした。道をたどると見えてきそうです。3軸目は少し心配ですが、体重の増とサーフィン頻度です。僕自身も体重増とサーフボードの浮力問題をもれなく体験していますし、継続中の問題なので。と言いながらその問題は横に置いておいて。まだまだサーフィン上達中でまだまだ追い込んでいってもらいます。ここで守りは無い!というサイズ設定にさせていただきました。
ご感想がとても楽しみです。
この度はオーダーいただきまして誠にありがとうございました。
参考
他人のサーフボードの感想、フィードバックからのモデル推奨はサーファーに必要なのか
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インジェクションテックは、ボトムのカーボンがデッキ面に貫通してくるというテクノロジーです。
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このテクノロジーを解説するダンの言葉からは「トルク」という言葉がたくさん出てきます。このテクノロジーのキーはこのトルク。ボードのねじれですね。フレックス(しなり)とトルク。ねじれというのは戻ろうとする力がとても大きいです。そこで爆発的な加速が生まれるというものです。EPSとしなりとねじれ。これがダンの頭の中です。ご体感ください。