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FAT CAT Carbon Wrap DMS

お引渡しのご紹介です。今回は、DMSのEPS CARBON WRAPです。

DMS FAT CAT 5’9″ 19 1/4″ 2 7/16″ 28.6L EPS CARBON WRAP DIAMOND EDITION

DMSのCARBON WRAPです。最近はほぼDIAMOND WRAPになっているということで。当店からのオーダーも全てDIAMOND WRAPにしました。CARBON WRAPから派生したDIAMOND WRAPです。

今回のご相談は、「テイクオフかキレか」です。この迷いは本当に多くて、究極ここなんだなといつも考えています。

テイクオフを取りたい場合は、長さ出したり浮力アップしたりしますよね。キレを求めればその反対になり、ボードは小さくなります。

そしてサーファーならみなさん分かるかもしれませんが、テイクオフが早くてキレが欲しいわけです。

もちろん両方の塩梅を探すわけですが。それでもどちらか選択した上でのサイズ設定です。

テイクオフとキレのこの2軸に、年齢を重ねることとサーフィン頻度、さらには良い波用と小波用というようにの3軸、4軸、、、と加えられたとき、サーファーは頭を抱えることになります。繰り返しますが、「テイクオフとキレ」これは本当に多い悩みでございます。一度皆様も自分なりに整理してみてください。これが解決されると視界が広がるのではないかと思います。テイクオフを取りますか?キレを取りますか?

今回のご相談者様も悩まれていましたが、世界的にも認められているDMSのEPSテクノロジーにしたい!と決めていただき、サイズなどは僕にお任せとしてくださいました。

解決策は人に寄りますが、これまで乗っていただいてたGHOSTとの相対的な見方はとても大事だと思います。さぁどうする!2日間悩みましたが、僕はキレを取りに行きました。30Lのファットじゃない!(ファットキャットだけど)

新港の胸の良い波のときにファットなボードじゃつまんない!というのも一つありました。ただやはり身体がゴツくなったということなのでセンター厚は必要だと思いました。ここでレールもそのセンター厚の普通通りに来ると多分「それはそれで乗れるけど。」程度のご感想になってしまうと思ったので。

ハンナではDMS 2本目、EPS CARBON WRAPは初めてですので、とにかくご感想がとても楽しみな1本になりました。長さも幅も厚みも浮力も、たくさん考えたので僕の思い入れも強いです。

この度はオーダーいただきまして誠にありがとうございました。

参考

FAT CATモデル DMS

CARBON WRAPから派生してDIAMOND WRAPができました。カーボンの量を減らしグラスを改良。フレックスの調整をしベストなパフォーマンスとのことでした。

それから下記の図ですが、テールに向かってカーボンの幅が徐々に開いていくのがこのDMSのテクノロジーの特徴ですが、この幅が広がるとフレックスは強くなります。センターほど固めで後ろ足ほどフレックスするという意味です。デッキ側の後ろ足踏み込みエリアはカーボンがレールに周りこんでいて、後ろ足の蹴りに反応してくれます。前足は固めで後ろ足はフレックス、後ろ足の荷重にはとても敏感に反応するというのがこのテクノロジーの特徴です。

https://www.youtube.com/watch?v=UTdA6eI3RF0
Hiro

HiroHANNAH FIRM

テイクオフするのに2年かかり5年でアップスできるかどうか。一人ぼっちで海に通いローカルに怒れてばかりの辛いビギナー時代。同じ思いをしてほしくないとサーフショップをスタート。幸せなサーフィン環境を創ることがミッション。

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