2019年はどんなサーフボードが流行るの〜?
ハンナファーム的な見解です。偏りも堪忍な。ただ、サーフボード専門業者のポリシーとして自分が扱っているボードへの偏りはありません。むしろマイナスに作用しそうな。。そんなの関係ねぇくて、自分の思った通り、感じた通りです。
行ってみましょう。
まずは、見えやすいところで、今年もツインフィンは引き続き売れていきます。
昨年、パフォーマンスボードメインのシェイパーもツインフィンを投入し終えたところ、なかなか出てこなかったJSからも遂にツインフィンのニューモデルが投入されました。
ほとんどのメジャーブランドはツインフィンをニューモデルとして少なくともプッシュする一つのモデルとしています。
今年もツインフィンブームは続きそうですね。
クラシック系のサンディエゴフィッシュみたいなものは乗るのが難しいので。持ってるのがかっこいいってだけ。
海で見る主流は短めのスワローが深くないものになりそうです。
かっこつけの場合、主流じゃないから持つってことなので、これはWIN WINと言えます。
僕はどちらも好き♥気持ちいいツインもかっこいいツインも。
お好みでどうぞ〜。
サーフボードは自己満です!
続いては、EPSを見てみましょう。
シェイプのEPSの時代は終わりつつあります。今年はさらに鮮明になってくるでしょう。
EPSは拡大マーケット。シェイプEPSは縮小。
資本のあるサーフボードブランドが独占していくEPS市場が見えてきました。
要は、アジアで作るってことです。
EPSについては、アジア生産がシェイプを超えたのはだいぶ前のお話。そしてその頃から技術力をどんどん付けてきました。
覚えている方もいるかもしれませんが、初期のFIREWIREはひどかった。。これ売り物?タイで作ってるからじゃん。全然ダメって声があちこちから聞こえてきました。
しかし今は素晴らしいクオリティです。タイでは、JSもHYFI作ってますし。EPS生産すごくレベル高いです。(ちなみにタイはウェットスーツ製作技術も世界一になりそうです。)
LOSTのCARBON WRAPだってベトナムのものが高クオリティ。
DHDだってアジアへ。
このまま行くとEPSはシェイプは無くなりそうです。
近未来的なサーフボードの素材は新しいものが出てきているものの、未だEPSが大きな割合を占めていますし、今後もしばらくはそうでしょう。なので、EPSでカッ飛びたい!というサーフィンスタイルの方は、大手サーフボードブランドのアジア生産EPSに行き着くことになると思います。
ある程度数作らないと。サイズを並べて在庫抱えないと。小さなサーフボードブランドですと難しい時代です。
ということで、うちは一本一本ハンドでというコメントは、負け惜しみとも取られかねないので注意が必要です。時代が止まっているというのはアクです。参考:サーフボードを売るに当たって決定的な真実を
続きましては〜
サイズバランスです。
これもMEYHEMから始まったかなー。さすがリーディングブランド。
今結構他のブランドも追随していて、アレックスも2019はサイズバランス変えるって言ってます。
長さと幅に対する「厚み」が極端に厚くなっているのがトレンドです。
例えばこれまでですと、5’8″ 18 3/4″ 2 3/16″といったオールラウンドボードは普通です。自然と言えるでしょうか。
サーフボード知っている人なら、5’8″ 18 3/4″と来たら、早押しピンポーン「2 3/16″ 」か「2 1/4″」って答えます。
実は今のトレンドは、5’8″ 18 3/4″ 2 3/8″ です。サーフボード知っている人ならずっこけますよ。これは。
厚みだけ、5.56cmから6.03cmへ。この差って大きくないですか?
もちろん同じ人が乗るわけではありません。なので、今までより小さなボードに乗るとちょうど浮力が合うようになります。
これ、なんと、ドライブとりながら、クイックを落とさないという良いとこ取りの成功パターンです。
スピード出て動くなら文句無し☆
ドライブとクイック?マジ?ドライブとクイック?
ほしい♥
ですよね。
2019年はぜひこの手のボードを試してみてくださいね。
ということで長くなったので、まだまだあるけど一旦終わります。
サーフボードはマクロで見る。