ストラディでサーフィン、パドリングで川を渡る方法です。
6ドル節約のため、僕はいつもパドルです。船は1回しか乗ったことがありません。
夜明けと同時は船がまだ来ていないですし、時間の融通がきくため、パドルがいいです。
川をパドリングで渡るときの注意点は、
- 岩での怪我
- 潮の流れ
- 夜明けの暗いときの漁師の船
- 川にサメが出るとか出ないとか
などです。
岩での怪我が恐いため、僕はリーフブーツを履いていきます。しかし、リーフブーツを履いて川を渡っている人はあまりいません。オージーは皮膚の皮が強いようです。無しでもそれほど危なくはないと思います。(渡った後は、リーフブーツは砂に隠しておきます。)
潮の流れは、引きと上げの時間を必ず知っていなければいけません。川に降りる場所と上がる場所を予想するためです。
夜明けの暗いとき、もしくは逆光で眩しいときにパドルで川を渡っているときは、漁師の船に引かれないように注意してください。進路がぶつかると思ったときは、思いっきりバタ足をし、自分の存在を船に知らせてください。
川はサメの通り道だとか、サメの巣があるとか聞いたことがあります。シャークアタックは聞いたことがありません。
行き
潮が上げに向かっている場合が①、潮が引きに向かっている場合が②です。
前提として、向こう岸の堤防の付け根辺りで上がりたいです。その辺りが一番安全に登りやすい箇所があるためです。目印は木です。堤防には木はなく目印の木があるだけです。
この木より向かって左側、森の部分に入る辺りは、引き波と打ち寄せる波が強いです。そこでは絶対に上がってはいけません。見るからに打ち寄せてますので、そこを避けて少し右側の穏やかなところで上がります。
流されて左に行ってしまった場合は、その強い波の部分を外してもう少し左まで流されてから上がります。
岩をよじ登りますが、登りやすいところは見た目で判断してください。滑って落ちることがあるため、登る岩の選別が大事です。ひとつ上の画像の矢印辺りに登りやすいところがあります。
潮が上げに向かっているときは、スピット側の堤防の先の方まで歩いてください。かなり先端の方ですが完全に先端まで行くと下りれないため、少しだけ手前です。
上げの流れに逆らいながらなるべく流れないように、目標の木を目指してパドリングします。
潮が引きに向かっているときは、船の発着場からパドル開始です。こちらは降りるのがとても楽です。
そして、上がる場所まで流れながらパドルしても余裕があるため、流れに乗って、目標の木を目指します。
ここから降りるのは楽です。
帰り
帰りの前提は、この画像のサーフタクシーの発着場で上がりたいということです。岩をよじ登らなくてすむためです。
上がる場所は決まっているため、出発場所を潮の流れによって決めます。
上げに向かっているときは①です。行きで登った岩から下ります。容易です。流れに任せて矢印のようにパドルします。
引きに向かっているときは②です。出発点はあまり左側に持ってこれないです。流れに逆らいながらまっすぐに進めば、発着場に着きます。
もしも発着場に辿りつかなかった場合、発着場より左に到着した場合、上がるところはありませんので、発着場まで戻ります。
岩に近づけば近づくほど潮の流れはありませんので、パドルで縦に移動できます。
反対に発着場よりも右側に到着した場合は岩をよじ登ることができます。しかしこちらも、できれば、流れのない岩のそばをパドリングで発着場まで戻った方が上がるのが楽です。
右側はツルツルゾーンになっていて、極端に滑る岩がたくさんあるため、知らない人は、皆ここで転んで怪我します。
上記のように、予定通り渡ることができれば、リーフブーツは要りません。リーフブーツはあくまで予定外のところでの昇り降りするときのためです。
最後ですが、ブレイクの質ゆえ仕方ないですが、サーフボードがよく折れます。川をボード無しで泳ぐのは危険です。友達が一緒の場合は泳ぎながら、引っ張ってもらいながらしてなんとか辿り着くかもしれませんが、一人の場合は、サーフタクシーの船のおじさんに、折れたから乗せて行ってくれと言えば乗せてくれます。みんな折れてますので、ご心配なく。誰かが助けてくれます。(サーフタクシーのおじさんは、女性に優しく、勝ち誇って「おはようございます」と言います。基本的には日本語は話しません。)
たとえ、ゴールドコーストが初めてでも、知っている人が周りにいなくても、最高の波が立つストラディでサーフィンしていただきたい!という願いを込めて、書きました。
これを読んでくれている僕の友達、縁のある人、良い波に乗れますように。
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