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サーフィンレベルとローカリズムがゼロの僕がサーフボードを売る理由

特に運動神経が良いわけではないバンドが趣味の白くてひょろっとした体型の20歳の青年がサーフィンに出会って、なぜサーフボードを売るかのお話です。

胸までボードが沈むお下がりのサーフボードで1年間。テイクオフは1回もできなかった。

たまに沖に出れたとき嬉しかったけど、苦しさや惨めな感情がその何倍もあった。

大好きな友達がサーフィンしているからサーフィンを続けた。一緒に遊びたかっただけ。

苦しくても苦しくても、悔しさもあってかなんとか続けて。

2年くらいした頃、少し横に走った。

青森県百石。インサイドのももくらいの波で。レギュラーだった。

小波のバッドコンディションだったため、海には僕一人だった。

だから大声で叫んだ。ガッツポーズした。

それまで、横に走ったらサーフィンやめてもいいと思っていたから目標達成。

あの波は一生忘れない。

次の日から海に行く足取りが少しだけ軽くなった。


就職し、宮城県に転勤。仙台新港と出会った。

サーフィンレベルとローカリズム。

テイクオフだけのよそ者。

もうサーフィン始めて5年も経ってた。

「下手くそがっ」

と邪魔した僕を罵倒したあの人は今どんなサーフィンしているんだろう。

青森もそうだったけど。なんだこいつっていう目で見てくるローカルがどこにでもいた。

僕のように気が弱くそもそも気にしてる人にとってはこれがとても痛い。

そういった経験は今でも鮮明に覚えてる。

サーフショップをやりたい自分と、当時の自分の状況とのギャップが大きすぎて思う度に何度も何度も落ち込んだ。

テイクオフしかできない、たまには横に行けるかも。

知り合いとか友達とかいない。海の中ではみんな知らない人。

サーフィンレベルとローカリズム。

サーフショップ?笑わせるな。

打ち消すには海に通うしなかい。

古川に住んでたので、3時に起きないと新港で仕事前にサーフィンはできないけど、ただ浮かぶだけの日が多いけど。

なんとか苦笑を打ち消すように通った。

そして。

サーフショップをやるぞと仕事をやめたとき、サーフィン歴7年。

アップスができてきていたが、ひどいがに股で無理やりボードを動かそうとしていた。

友達?サーフショップに行っていたので海で挨拶できる人が少し。

サーフショップ?

サーフィンレベルとローカリズムをどうやって余分に見積もっても無理だ。

せめてお金があれば。と思うも、奥さんと2人で貯めた150万のみ。

まだ早すぎる。

座右の銘は「勇者は最初から勇者だ」

ドラゴンクエストで、勇者に生まれたらずっと勇者だし、賢者に生まれたらずっと賢者。あれって一生変わらない。

僕は勇者だ。今はその片鱗すら出てないだけ。

サーフィンで一番大事なサーフボードを仕事にする。

150万円を握りしめてオーストラリアへ。


今、腹が出てひょろっとしてない僕はビギナーのサーファーにレッスンしているときに思うんです。

僕と同じ過ち、僕と同じみじめな気持ちは味わわせない。

サーフィンはもっと楽しいもの。簡単にうまくなる。サーファーはみんな良い人。

サーフボードはすごく大事。仲間を作ることもすごく大事。

知識と道具と環境。

若いときにサーフィン始めないとダメ?

ローカルじゃないと波に乗れないの?

いや、そんなことはない。

サーフィン歴5年でアップス、全くのよそ者だった。

そんな僕だから伝えられることがある。

サーフィン優等生じゃない僕がサーフボード販売を通じて皆に伝えたいこと。

人それぞれサーフィンとの付き合い方がある。1年に数回の人も毎日行く人も等しくサーファー。ちょっと休憩している人も最近アツくなっている人も等しくサーファー。

どんなサーフボードを持って砂浜を歩こうか。サーフボード=自分

自由と革命の象徴であるクロヒョウ。ギリシャ神話では抑制や限界を超えることの象徴。

ハンナって外見は小文字の犬なんだけど。

大文字のクロヒョウが内なる思い。

ニューロゴにはハンナファームから皆に伝えたいことを詰め込んだ。

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